田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語!田沢湖と田沢湖高原温泉郷


『田舎暮らし、それは私たちに残された最後のフロンティア・・・
そこには私たちの想像を絶する新しい習慣、新しい生活が待ち受けているに違いない。
これは田舎暮らし初心者の私たち夫婦二人の最初の試みとして、
快適な田舎暮らしを目指し、いろんな困難を乗り越えていく驚異に満ちた物語である。』



田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語(田舎暮らしへの改修工事編) 連載ページ

古い家を住める家に!田舎暮らしへの改修工事編

第1話:引越し前に、まずどこを改修しなければならないのか?
田舎暮らしへの改修工事編物語スタート
田舎暮らしもいよいよ現実に・・・・


まずは購入した中古住宅を住める状態に改修することから始まります。
(相当古いです^^! 水道も電気も切断されていてつながっていないような家なのです。)

そこでここでは、『古い家を住める家に!田舎の家の改修工事編』と題して、
とてもすぐには住めそうにないような古い家を、如何に満足して住める家に改修できるかを、
実際に田舎暮らしを始めた私たち暢気な夫婦の体験を元に掲載していきたいと思います。

お金に余裕があって高額物件であれば新築に近い家を手に入れられることもあると思いますが、
私たち夫婦二人にお金の余裕があるはずもなく、ある程度丈夫そうで壊れることがなさそうな家
であればいいと考えて探して購入したのです。
(私が多少建築の設計の経験があって、見る目が人よりあるものと思い込んでいることもあってのことですが・・・)
それに田舎暮らしに向けて紹介されている家は、ほとんどが中古住宅でかなりガタがきている物件なのです。

      
第1話:引越し前に、まずどこを改修しなければならないのか?

そこで最初に、田舎の家に家財道具すべてを運び込む前に、
まずどこを改修しなければならないのか?考えてみました。
  引越してくる前に解決しておかなければならない問題点はないか・・・

@引越屋さんのトラックが入って来れるようにする事
(大型トラックが玄関先まで入って来れること。道路やアプローチの整備)

A差し当たり、生活するのに最小限必要な設備を完備させる事
(最低でも水と電気は必要です。そして排水設備とおトイレはどうするか。)

B家具や荷物が運び込まれて大丈夫なように各部屋の補修や改修工事を済ませておく事
(今の住まいの家財道具一式が入ってくる前にやっておかなければならないことは?)

以上の3つの視点から必要な改修工事を検討しました。
そしてお金に余裕はないので、なるべく金をかけずに必要最小限の改修工事を検討しました(これ重要ポイント!)。

@道路から玄関までのアプローチ、約20メートルの距離の整備 

現状は畑や荒地になっていて、道路から歩いて玄関に真っ直ぐ進むのも困難な状態です。
まずは、玄関までのアプローチを歩行はもちろんのこと、自動車でも容易に出入りが出来るようにする必要があります。
引越のときにトラックが玄関近くまで入って来れるように、巾4m程度の砂利敷き舗装をすることにしました。
アスファルト舗装やコンクリート舗装についても検討しましたが、
工期がかかることと工事費が高いことからお手軽な砂利敷き舗装にしました。
砂利を敷き詰めて転圧するだけですので、車の出入りが繰り返されれば
崩れてきたり陥没するところがでてきたりしますので、定期的にメンテナンスが必要になります。
しかし、引越しは雪が積る時期に予定しているので、雪が積った状態での、
この砂利敷き舗装がどんなものなのか、この時点ではまだ不安がありました。

  
  玄関までのアプローチ 最初の状態(左)と砂利敷き舗装後の状態(右)

A水道や電気などの必要最小限の設備の設置・整備

長い間空き家だった家なので、水道も電気もつながっていない状態なので、まずは接続!
水道はメーターをつけて水道管をつなぐことが必要に、電気は電柱から電線を引いて
電気メーターをつけてブレーカーを設置する必要がありました。

水道の接続については水道専門工事店に依頼して、
まずは水道管がどこまで来ているか、以前の水道メーターの付いていた場所を探しました。
  
  水道管が来ている場所を見つけました。ここに以前水道メーターが付いていたようです。

  
  外に露出になっている水道管ですが、保温材がかなり傷んでいるようです。

水廻りはかなりの範囲を改修する予定(必要)なので、差し当たり水が出る水洗を一箇所即席で設置することにしました。
そして、時期的に冬であること、ここが雪の多い寒い地域である事から
水道には凍結しない設備(水抜き栓・保温材など)が必要になります。
信頼できる東北の地元の水道専門工事店であれば、この凍結防止設備については言わなくてもやってくれます。
本格的な水廻りの改修工事は雪がとけだす早春からやる予定なので、それまでの期間(3ヶ月程度)は
小型の電気温水器を水栓の近くに設置して、お湯が出るようにしました。

  
  矢印で示している水栓が『水抜き栓』です。栓を閉めると宅内の水道管の水が抜けて空になります。
  雪国の水道管の凍結防止にはこの設備が必需品です。

  
  水抜き栓の横に小型の電気温水器を設置してつなぎました。
  この電気温水器が起動している時は水抜き栓を閉めてはいけません。
  そのため電気温水器の設置と同時に外から水抜き栓までの水道管に電熱線を巻いて凍結防止処置をしました。

長期間使用しない場合は水抜きをしなければなりませんので、
その場合には電気温水器を停止させて中の水もすべて抜きます。
雪の多い地域では部屋の中でも暖房していないと氷点下になって水が凍るのです。
私も初めて知ってビックリしました。
冷蔵庫の中より冷蔵庫外の方が冷たいのですよ!
まさにこの地域では冷蔵庫は野菜を凍らせないためにあるのですね。

電気の接続は電気工事店に依頼。
敷地内に立っている電柱から電線を引っ張ってきて建物に接続し、電気メーターをつけました。
ブレーカーについては、以前使用していたものが残っていたのですが、
20Aといった今どきの住宅には小さすぎるアンペアのブレーカーでした。
給湯は電気で沸かす設備にしようと考えていたので、エコ給湯対応の容量で約60Aのブレーカーにしてもらいました。

  
  敷地内に立っている電柱から電線を引っ張ってきて電気メーターをつけました。
  こんな雪降りの日に工事して頂き電気工事店の方には感謝です!

  
  ブレーカーは古い20Aから新しい美しい60Aのブレーカーに替わりました。これでやっと電気が使える〜ぞ。

トイレについては問題があって、4ヵ月後の来年4月からでないと汚水の排水ができないことになっていて、
家に新しくトイレを作っても使えない状態なのです。
それまでの間は仮設トイレを外に設置して、なんとかそれで我慢するようにしました。
・・・仮設トイレって工事現場でよく見かけますよね。寒い地域では普通にしていると凍ってしまうので、
  流す水は不凍液という特殊の液体を使います。
  この不凍液も水が混ざったりすると凍ってしまうので注意です。
  
  家の横に置いた仮設トイレです。屋根の雪が落ちてこない場所を選んで置いてもらいました。
  なんか傾いているように見えますが、ちゃんと使えます。

以上、ここまでは、2009年12月になんとか無事終わらせることができました。
そして、Bの各部屋の補修や改修工事については、来年の1月からやろうと計画して、
12月下旬からは都会の自宅に戻ることにしました。
引越しは2月中旬に予定していたので、都会の自宅の方も荷造り等の準備をしなければなりませんので。

っというわけで、引越準備も順調に進んでいくと思っていたのですが・・・
しかし〜第一の難関が?
そう、ここは雪国、そして今は冬の真っ只中。予想していなかった事が・・・・
想像を絶するほどの雪の量に私たち夫婦二人絶句です!

それは、・・・・・ 田舎暮らしへの改修工事編第2話へ続く・・・・・・ 物語連載目次ページへ


  



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便利な都会の暮らしに慣れてしまっている私たち夫婦二人にとって、
はたして快適な田舎暮らしができるのでしょうか?・・・そう、これがこの物語のテーマです。


あの湖の近くのどこかで暮らせたらいいな・・・



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『田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語』の連載共々、どうぞお楽しみに!


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