田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語!田沢湖と田沢湖高原温泉郷


『田舎暮らし、それは私たちに残された最後のフロンティア・・・
そこには私たちの想像を絶する新しい習慣、新しい生活が待ち受けているに違いない。
これは田舎暮らし初心者の私たち夫婦二人の最初の試みとして、
快適な田舎暮らしを目指し、いろんな困難を乗り越えていく驚異に満ちた物語である。』



田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語(田舎暮らしへの改修工事編) 連載ページ

古い家を住める家に!田舎暮らしへの改修工事編

第4話:引越し前にやっておくべき各部屋の補修や改修工事(後半)
改修工事編 第4話:私たち夫婦が自力で挑戦した改修工事についてのご紹介

プロ職人さんにお願いした改修工事については、前回の第3話でご紹介しましたので、
今回は私たち夫婦が自分たちでやった改修工事について、いくつかご紹介します。
(ただし、水廻りの改修や設備工事などの大掛かりなものについては、後日改めてご紹介する予定です。)


大工さんや職人さんがプロの技で和室などの改修工事をしている最中、
洋室についての壁・天井の塗装や床などの仕上工事は私たち夫婦が自力で挑戦してみました。


【道具や材料の準備・買出し】
道具や材料をホームセンターに買出しに行ったり、不足している物が見つかって再び買出しに行ったり・・・
まさにドタバタ奮闘作業でやっておりました(大工さんや塗装屋さんに邪魔にならないように・・・)

    
    たとえば、これが私たち夫婦が塗装工事で使った道具や材料の一部です。
しかし、全部はご紹介できませんが、まだまだ他にも塗装以外にも道具や材料をいろいろ買い揃えてしまいました。
    
【壁と天井の塗装工事】
壁と天井については、既存の素地が壁はモルタル仕上、天井は吸音ボードでしたので、上から塗装することにしました。
塗装は塗る面の素材によって、塗材や下地処理の仕方など変わってきます。
私の場合は、大まかに木材面とモルタル・ボード面の2種類に分けて塗装の仕方を決めました。
   下記写真は、モルタル面の塗装作業です。

  

   モルタル仕上のままの状態の壁面には、シーラー材を塗布して下地処理をしっかりやってから
   モルタル・ボード面用の水性塗材で2回塗りをました。
   1回塗りだけだと下地の汚れが透けて見えてしまうので、2回重ね塗りをしました。
   天井はボード(ロックウール吸音版)でしたので、壁面と同様にシーラー材を塗布して水性塗材で塗りました。
   壁も天井も基本的には同じ種類の塗材を使いました。(ただし、壁と天井では色は変えています。)

  
  特に枠や桟の部分を塗るときにはマスキングテープをしっかりやっておく必要があります。
  刷毛の使い方が上手でも、いざ本番ではみ出してしまいますので・・・。

  
  木製の枠や戸棚類などの塗装は、綺麗に清掃した程度で、特に下地処理はせずに木部面用の塗材で塗りました。
  木部の塗材には、艶をだしたい部分には合成樹脂製(水性)のものを使いましたが、
  そうではなく木材の素材面を残したい所には、防腐・防カビ・防虫効果のある
  木材保護塗料(キシラデコール)を使いました。

塗装を自分でしてみての感想ですが、
材料を購入するときに悩んだ末に決めた色と実際塗ってみた色とでは、
予想していた感じとかなりの違いがあるものです。
イメージと合わず、何回か買い直して塗りなおした部分もありました。
何事もそうなんですが、やってみなければわからないものなんですね。
  
塗装について一口メモ
・・・まずは塗装する面を掃除して汚れを落としてから、下地処理としてシーラー材を塗布します。
  シーラー材は油性と水性があります。
  塗り易さから言えば油性ですが、臭いがきつく部屋の中ではオススメしません。
  水性シーラーでいいのではないかと思いいます。
  シーラー材を塗布後一日以上たってから仕上げ塗料を塗布します。仕上げ塗料も水性がいいです。
  従前の下地の色や模様によって1回塗りでは下の色が透けてしまう場合があるので、
  時間をおいてから2回以上塗った方がよいと思います。
  塗る前にはマスキングテープで塗装面以外の部分を保護するのを忘れずに。
  隅や端部分は刷毛で塗って、広い面はローラーを使って塗ります。
  水性塗料は水で洗えるので何回かは洗って再利用できますが、ローラーの生地が傷んできたら
  新しいものに替えた方がいいと思います(傷んだものを使うと塗り面の仕上がりが悪くなります)。

【壁紙を貼る】
一部の壁(腰壁部分など)は、塗装ではなく壁紙を貼ってみました。
  
  壁紙を貼るのに糊付けする作業が難しいので、壁紙に糊が付いているシール式のものを使いました。
  貼る位置に合わせて端っこの部分のみシール紙をはがして壁にくっ付けてから、
  シワにならないように残りのシール紙を裏からはがしながら貼り付けていきます。
  貼り終わったら、はみ出た壁紙の部分をカッターで綺麗に切り取るのですが、コレが少々難しいです!
  
  こんな感じでピタッと張り終わりました!?
  そして、塗装とは違って壁紙の場合、仕上りにムラがなく綺麗に仕上りますが、
  壁紙の重なり部分を美しくするには、少々技術が必要です。

台所に造り付けの木製戸棚があるのですが、木肌が見えないくらいに汚れが激しかったので、
周りの木部は塗装を、扉面には壁紙を貼ってみることにしました。
  
  台所の木製戸棚の扉面に壁紙を貼る前と後(壁の塗装もしました)
  扉や引出しの取手金物もホームセンターに行って選んできたものに、全部取り替えました。

【床にタイルカーペットを敷き込む】
次に、床についてはタイルカーペットを敷きました。
洋室の床は板張りの状態にして、よく掃除して、タイルカーペットを敷きました。
特に居間になる部屋については床下からの冷え込みが気になったので、
断熱性能を上げるために保温材を敷き込んだ後その上にタイルカーペットを敷きました。
床下地が腐っていた和室だった部屋については、畳はやめて、
厚60mm程度の硬質のポリスチレンボードを敷いてからタイルカーペットを敷きました。
これでたたみ以上に保温性能があるのではないかと思います。
  下記写真はタイルカーペット敷きの工程写真を並べてみました。
  敷く前の床板状態
                       
  保温材を敷きました。
                       
  上にタイルカーペットを敷く
                       
  
  部屋の形に合わせてピッタリとタイルカーペットを敷き込みました。

  
  2階など床下の断熱を気にしない部屋なら、普通にフローリングの上に直接敷いてオッケーです。

タイルカーペットを敷きについては、最初の基準となるポイントを部屋のどこにするかをまず設定することが重要です。
そして、部屋の端や隅でタイルカーペットの形合わせが腕の見せ所になります。
  
  部屋の隅の形に合わせてカッターで切断して、こんな風にピッタリはまったときは快感ですよね。

                  以上これで、洋室の内装改修作業が一応終了です。
  
                         部屋がこんな感じに変わりました♪

【感想】
塗装工事も壁紙貼りも私たち夫婦二人でやったのですが、私より妻の方が熱心で上手にできていたように思います。
私は仕事で長年建築の設計事務所をやってきたこともあって、計画して材料や道具類などを購入して
揃えたりするのは得意で、現場の作業にもある程度自信があったのですが、考えるのと実際にやるのとでは大違い、
私は、現場作業になるとあまりうまくできないようです。
その点、妻は職人肌なのか現場作業が好きなようで、熱心に作業に取り組んでいて、実際にもうまく出来るのです。
普段の動作は鈍い感じなのに、いざ職人作業になると結構すばやくできてしまうというのは、なぜなんでしょうね?
とにかく妻には感謝です!
これで、荷物の運び込みができる状態になりました。さて、いよいよ引越し作業です。

   続きは、・・・・ 古家の改修工事編第5話へ続く・・・・・・ 物語連載目次ページへ


  

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便利な都会の暮らしに慣れてしまっている私たち夫婦二人にとって、
はたして快適な田舎暮らしができるのでしょうか?・・・そう、これがこの物語のテーマです。


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『田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語』の連載共々、どうぞお楽しみに!


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